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2009年 07月 20日
「ストリートビューというサービス開始の日 ー爆発的に増殖する深刻な問題を見つめて」(88) ;北口学 (Manabu Kitaguchi) スラッシュドットコムが総務省が求めているパブリックコメントへの参加を紹介しています。 総務省が招集した研究会のメンバーはインターネット事業者たちが中心で、多様に生起している人権問題などに積極的に論議を行う姿勢は見られません。どちらかと言えば「うっとおしい規制はなく自由に自分たちのビジネスを展開したい、そのビジネスのメリットや国際競争力、バラ色の活用と発展などを熱心に主張します」といった人々が総務省によって集められ揃っているようです。インターネットの普及と多様なサービスの出現、その悪用と人権侵害やプライバシー侵害事例が大きな社会問題となってきているわけですが、そのような問題を市民や消費者の目線でしっかり考えるべきなのです。総務省はそのような視点でこの国の健全なんターネット世界の活用や発展を進めてゆかねばならぬ大事な省庁でしょう。総務省の姿勢は疑問ばかりです。 いくら簡便で安価な薬品や工業技術でも環境や人体への悪影響が発覚した場合には、薬品の改良や規制、被害を最小限に食い止めるための施策が求められます。きちんと見つめて必要な対応を取らなければ、たとえば「水俣病」に対する政府初期対応のように、国の責任ある監督省庁は批判を浴びることとなるでしょう。市民・国民の権利や人権保護に最も留意すべき省庁が総務省でしょう? 現在存在するプライバシーや人権に関するストリートビュー問題が生起させている深刻なケースは、2次被害を拡大させる懸念からメディアやネット上で紹介する事も控えられています。当事者たちの心の痛みや苦しみは非常に大きなものです。被害者たちがその被害の存在を声高に抗議することよりも「そっと知らしめないで耐えるしかない」という姿勢を多く見せている現状は悲惨なものです。これらは市民・国民の人権やプライバシーを起点に政府としての諸問題への対応がなされず、救済法や中傷・差別などに関するネット上の効果的な法規制がほとんど整備されていない事に起因します。 ネット上の脅迫に利用されているケースやプライバシーを暴くというツールとして利用されているケースも散見されます。 相手を誹謗中傷する道具として活用されている現実もありますが、「我々がそのような利用を推奨しているわけではない」「我が社が展開しているサービスではない」「利用者の問題」といった責任回避を総務省や事業者ができる問題ではないと考えています。 第一義的に無許可で簡単にコピーやリンクを貼れる機能を持たせて全国で撮影した景観パノラマ写真をネット上で公開しているグーグル社は真っ先に責任を問われ、人権やプライバシー侵害事例に活用されている現状に対して会社としての意思表示やコメントを出すべきでしょう。デジタルの特性である容易なコピーや、心ない匿名のコメント書き込み、簡単な別サイトへの保存画像のアップロードと世界への公開、これらの特性と生起している深刻な事例に対する対応には蓋をして、新たなサービスを次々に打ち出す企業生き残り戦略の中で、プライバシーなど我が国が保護や経過、過去の取り組みなどがなし崩しにされています。 「このような技術革新があり、サービスが出現してきたのだから、、、。現行法では、想起されていないわけで規制法はない。対応する法がない、 だから 違法とは言えない。事業者の立場で、新たな事業展開が進むように、、、」 総務省はストリートビューが合法かどうかを判断する省庁でもないのに、その判断をサービス推進者事業者代表ばかり集めて報告書作成をしようとしていますが、それは本当に不思議な行動というインターネット上での批判も散見しますね。 携帯端末の進化や通信速度のさらなる増強、携帯4世代 G4ではハイビジョン4チャンネル分のデータ・情報がやり取りできるようにという研究も前倒しで進んでいるようです。現行のネット環境が近い将来、大きく進歩し、現在の懸念されている多様な事象がより深刻化する可能性は巨大です。事業者たちはそのような事をおくびにも出しませんが、、、。 グーグルアース、グーグルマップに連動し、youtubeなどの動画も地図情報と連動した形でどんどんデジタル情報として投稿され続けています。その隆盛は人権やプライバシーの視点での問題をチェックできる法も対応も用意されないまま拡大し続けています。 地方自治体のHP、情報公開の内容に関してもHPやPDFファイルでアップロードすべき基準や内容などもきちんとした基準や運用規約があるとは思えません。 教育機関、図書館や大学などのデジタル情報サービス展開もブームのようで、その活用や利便性は大きな恩恵を与えてくれていると思いますが、人権やプライバシーの観点から熟慮や公開を控えたほうがいい情報なのにと思えるものも散見されます。 いちどネットに出されたデータ、情報はネット上で消し去ることが難しいケースが多いのです。プライバシーや人権問題、著作権に対するしっかりとした見識や知識を持つ人がt強く求められているわけです。 そのような時代、時期に重要な問題を孕む「ストリートビュー問題」です。 いま、きちんと現存する問題に向き合わず、業界寄りの姿勢を見せているように思える総務省には多くの意見を寄せていくべきだと思えます。 ※ ※ ※ 「スラッシュどっとこむ」の記事をご紹介 ストリートビューなどの道路周辺映像サービスに対するパブリックコメント募集中 http://slashdot.jp/it/article.pl?sid=09/07/19/112258 <すぐ読んでみる> hylomによる 2009年07月19日 20時20分の掲載 どうするのが良いのだろうか部門より。 chuukai 曰く、 総務省が、『「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会」第一次提言(案)に対する意見募集』を行っています。 これは既報のとおり、グーグルストリートビューが引き起こす社会的問題等について総務省の研究会で検討した結果を取りまとめ、第一次提言(案)としたものについて意見を募集するものです。 この案は道路周辺映像サービスを行う上での法的リスクの排除という目的を持っており、プライバシーの侵害の面についても、法的な問題を事前にクリアにする内容となっています。その反面として、この案が確定すれば、確定後にグーグルに対してプライバシーの保護対策をさせようとしても既に法的な問題はクリアになっているという反論の根拠を与えるおそれもあります。もしグーグルが行うプライバシー保護対策が生ぬるい等の意見があるなら、パブリックコメントの提出を検討してはいかがでしょうか。 また、違法音楽配信対策についても検討がされており、「権利者と携帯電話事業者との協力」として、フィルタリング・検索エンジン対策・クローリング等の手法について検討していることも興味深いです。 意見の受付は郵便、FAX、電子メールで、平成21年7月28日(火)午後5時必着(ただし、郵送の場合は平成21年7月28日(火)付けの消印まで有効)とのことです。 ※ ※ ※ ●ストリートビュー問題 資料など 自治体可決意見書一覧(1) http://nostreet.exblog.jp/10335072/ <すぐ読んでみる> 自治体可決意見書一覧(2) http://nostreet.exblog.jp/10335103/ <すぐ読んでみる> 自治体可決意見書一覧(3) http://nostreet.exblog.jp/10398189/ <すぐ読んでみる> 40回目までの過去の連載内容の一覧 http://nostreet.exblog.jp/10564889/ <すぐ読んでみる> by hrosaka056 | 2009-07-20 16:42
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「ジャーナリストネット」連載より了解を得て転載。当URLの紹介は歓迎です。最下部「前へ」「次へ」で、過去ページ。問題資料URLが多し。「子ども権利条約16条」など重要!!
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